このまま会社員で終わりたくない。
起業して自分の事業を展開したい。
でもなんの特技もないし、ひらめきもないから起業のアイデアを思いつけず、夢のまま終わりそう。
そんな悩みを解決するのがこの記事です。
・成功する起業のアイデアを見つける方法 ・成功する起業のポイント
起業のアイデアを考える前に、覚えておきたいこと
成功する起業のアイデアが欲しいと思い悩んでいる人は少なくないでしょう。
ところで、成功する起業のアイデアは、誰も思いつかない独創的なものでなければならない、と思い込んでいませんか。
もし世界にたった一つ、オンリーワンの起業のアイデアをひらめくタイミングを待っているなら、今すぐやめてください。
時間の無駄です。
有名な歌にもありましたね。
誰もが特別なオンリーワンだと。
確かに、遺伝子の上ではそうでしょう。
しかし私たちは遺伝子のみに支配されているわけではありません。
後転的な環境要因も大きく作用することが、さまざまな研究で明らかになっています。
今回は科学の話をしたいわけではないのでここまでにしますが、悲しいかな、私たちは自分が思っているほど特別なオンリーワンではない可能性が大いにあります。
しかしだからこそ、特別でなくてもオンリーワンでなくても成功できるということでもあるのです。
起業のアイデアに特別なオンリーワンはない
成功する起業のアイデアを見つけたいなら、オリジナルへの執着を捨てましょう。
オリジナルに執着すれば、身動きが取れなくなります。
なぜら自分が思いつくアイデアは、たいてい他の人も思いついています。
長い人類の歴史の中で、誰も思いついたことがないことは、そう多くありません。
その大変希少なアイデアをあなたが思いつく可能性は、天文学レベルで低いでしょう。
もし仮に、素晴らしくオリジナルで独自性の高い起業のアイデアを思いついたとしましょう。
しかしそのほとんどは失敗します。
世界を一変させるような独創性を発揮して、全くオリジナルのアイデアを思いつく人がいたら、その人は間違いなく世紀の大天才です。
自分には天才の片鱗があると確信しているなら話は変わってくるかもしれません。
しかしほとんどの人は大天才ではないのではないでしょうか。
有限な時間を不毛なオリジナルへの執着によって棒に振るより、思考回路を切り替えて、とにかくなんらかの起業の準備に時間を費やしす方が有益です。
成功する起業アイデアを見つけるポイント
成功する起業のアイデアは、ひらめくものではなく盗むものです。
盗むと言うと、ネガティブなイメージを持つでしょうか。
しかしクリエイティブな作業には、盗むことは必要不可欠です。
例えば、Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズは動画の中でこう話しています。
ピカソは「優れた芸術家は模倣し、偉大な芸術家は盗む」と言った。だから僕たちは、偉大なアイデアを盗むことに関して、恥じることはなかった。
アップス創業者、スティーブ・ジョブズの言葉より
もちろん、ある成功した起業の事例をそのままそっくり真似ることは、オリジナルではありません。
ただの模倣です。
しかし、成功した複数の起業の事例の成功したポイントを盗み、自分なりに再構築すれば、オリジナルのアイデアになります。
成功だけでなく失敗の事例からも学ぶことは多く、その組み合わせ方で幾通りもの起業のアイデアが生まれるでしょう。
起業アイデア作りに失敗するパターン
「起業」「アイデア」でネット検索して、成功した起業の事例を探そうとするのは時間に無駄です。
ネット上に掲載されている情報は具体性を書いたものが多く、自分が目指すジャンルに合致する情報ばかりとは限りません。
ではどうやって情報を選別すればよいでしょうか。
成功した起業事例を複数ピックアップし、そこに共通する成功のパターンを見つけることが重要です。
まず成功する起業のパターンを理解し、そこにアイデアをはめ込めば、成功率はぐんと上がるでしょう。・成功している複数の起業事例パターンから、起業の成功法則を見つけ出す
・失敗事例の失敗パターンを抽出し、失敗回避の法則を見つけ出す
・成功法則と失敗回避の法則を自分なりに再構築する
成功する起業アイデアのパターン3選
ここでは、3つの成功する起業のパターンを紹介します。
新しいサービスを起業のアイデアに取り込む
未だ満たされていないニーズに応えるサービスを構築すれば、競合他社がいないので参入障壁が低く、成功する可能性も上がります。
例えば、特定の誰かを想定して、その人が困っていることを解決するサービスで起業するのがこのパターンです。
ただしこの場合、一からアイデアを構築しなければならないこと。
そして成功の可能性が見込めないので他社が参入を敬遠している可能性も考えられますから、慎重に検討する必要があります。
海外で成功している起業のアイデアを取り込む
海外で成功を収めているが日本ではまだ流布していないサービスを導入する方法もあります。
アイデアの事例があるので、起業のアイデアを考案するための負担軽減が見込めるでしょう。
今だに日本は、欧米で流行したサービスや品々が、少し遅れて入ってくる状況です。
文化的背景に基づく部分を考慮して日本仕様に変換できれば、成功する起業のアイデアに再構築することも望めます。
ローコスト・ローリスクの起業アイデア
コストやリスクを低く抑えれば、利益を増やすことができます。
起業に絶対はありません。
どんなに綿密に作り込んだ起業アイデアでも、必ず成功する保証はないことを念頭にアイデアを構築しましょう。
継続して事業を展開するためにも、極力リスクを取らないですむ方法を採用することが大切です。
例えば最近ではインターネット環境とパソコンさえあれば、アフィリエイト広告で、誰でも起業できます。
これを活用しない手はありません。
成功する起業のアイデア
・誰かが困り続けていることを解決するサービスや商品を取り扱うビジネス
・海外で成功しているビジネスの成功パターンを日本仕様に再構築
・とにかくコストを抑える
誰でも起業に成功できる
起業に成功する秘訣は、自分に向いている視線を自分以外に向けることがポイントです。
成功する起業のアイデアは、自分の中にはありません。
過去の起業事例を分析して成功パターンを見つけ出し、それを実践するのみです。
自分だけのオリジナルなアイデアに固執せず、先人の残した実績から学びましょう。
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