動画編集の副業で稼ぐ方法を紹介します。
・動画編集の副業で用意するもの
・動画編集を副業にするための独学の方法
なおこの記事で紹介するのは、YouTubeのようなタイプの動画コンテンツを編集する副業です。
動画編集の副業、3つのステップ
未経験から動画編集を副業にするには、大まかに分類すると、以下の3つのステップを踏みます。
2:動画編集の基本的スキルを学習する
3:動画編集も案件を実際にとって、実務経験を積む
それぞれのステップについて詳しく見ていきましょう。
動画編集の副業はメリット盛り沢山|未経験でも一ヶ月で独学可能
動画編集の副業にはたくさんのメリットがあります。
その中でも特筆すべき5つをピックアップしました。
詳しく解説します。
動画編集の副業は独学でもスキルを身につけやすい
動画編集の副業は短期間でスキルを身につけることができます。
低コストで大きな収益が見込める効率の良さは、副業にぴったりです。
一通りの動画編集スキルを身につけるのには30時間もあれば十分でしょう。
1日1時間の勉強時間しか取れなくても、1ヶ月で動画編集スキルを身につけることができます。
もっと短期間でスキルを身につけたい場合は1日5時間の勉強時間をさけば、一週間でも十分に実現可能です。
ここまで短期間で、ひとつのスキルが身に付く副業はそう多くありません。
この点でも動画編集は効率よく稼ぐための副業におすすめです。
例えば副業で人気のプログラミング。
独学でスキルを身につけようと思うと最低でも半年はかかると言われます。
プログラミングスクールで学んだ場合も、最短で3ヶ月は必要です。
プログラミングを学ぶことが大変多く、学び終わることはありません。
しかも高い受講料を支払ってプログラミングスクールで3ヶ月学んでも、到達するのは初心者レベル。
このレベルでは、副業を始めても安価な案件しか取れないでしょう。
動画編集なら、1日1時間の学習でも一人前の動画編集スキルを身につけることができます。
このことからも、動画編集を学んで副業にすることが効率的に収入を増やす方法として大変有効であることが分かります。
動画編集の副業は、パソコンがあればすぐ始められる
動画編集の副業に必要なツールは、パソコンだけです。
VLOG動画や、自分で撮影した動画を編集するのであれば他の機材も必要になります。
しかしYouTubeのような番組系の動画編集には、パソコンさえあれば十分です。
動画編集を経験していく中で収益が上がり、自分のスキルや可能性を広げたいと思うようになった段階で、様々な機材を導入すれば十分でしょう。
収益を最大化するためには、低コストでスタートすることが欠かせません。
動画編集の副業も、まずはパソコン一つから始めます。
動画編集は好きな場所でできる副業
動画編集の副業は、パソコンとインターネット環境さえあればいつでもどこでも取り組めます。
編集作業だけならインターネット環境も不要です。
自分の好きな場所で好きなタイミングで仕事できます。
苦手な上司や、ややこしい人間関係でストレスをためることもなし。
自分の好きな時に、自分の好きな場所で、自分のペースでできる。
そんな夢のような仕事が、動画編集の副業です。
動画編集スキルを身につければ、手に職が付く
動画編集は貴重なスキルです。
しかも動画広告市場は拡大しているにも関わらず、動画編集スキルを持っている人はさほど多くありません。
まだ希少価値があるスキルです。
例えばホワイトカラーの会社員として長く勤めても、会社を離れれば、これといったスキルは残らないことが多いでしょう。
そしてこの手に職がないという不安が、雇用の流動化した昨今では不安を掻き立てストレスを増大させる一因とも言えます。
動画編集スキルを身につけて副業で収入を得られるようになれば、明確に自分の強みとして推し出すことができます。
もし万が一本業の職を失うようなことがあっても、自分には動画編集スキルがある。
そう思えることは自信につながり、何が起こるかわからない人生における保険にもなります。
リスクを最小化するために分散しておくことは欠かせません。
収入源も複数あれば、不測の事態に備えつつ、収入を増やすことも期待できます。
動画編集の副業に必要なソフトやアプリ|無料もあり
動画編集には、編集用のソフトのインストールが必要です。
また動画を彩る素材があると、動画の見栄えが良くなり、スキルの幅も広がります。
動画編集を始める場合に必要なソフトや素材は以下です。
・画像編集ソフト
・アニメーション作成用のソフト
・映像や音楽、効果音の素材
・字幕のテロップを自動挿入するソフト
・ファイル転送用のソフト
こういったソフトや素材には、有料無料どちらもあります。
有料の方が機能性は高いですが、無料版でも動画編集は可能です。
未経験から動画編集を始める場合は、できるだけコストを抑えてスタートすることを最優先するのが安心でしょう。
機能性の高い有料版でも、自分にとって使いやすいものとそうではないものも当然あります。
まずは無料版から使い始めるのをおすすめします。
動画編集の副業による収益が上がり、より多くの機能が必要になった段階で有料版を検討すれば十分です。
おすすめの動画編集ソフト|無料もあり
動画編集ソフトとして有名で、広く使われているのがこの2つのソフトです。
・FinalCutPro
ほとんどの動画編集者がこのいずれかのソフトを使っていると言っても過言ではないでしょう。
ちなみにMacを愛用する筆者は、FinalCutProXを今も主に使っています。
AdobePremiereProとFinalCutProX。2つの特徴について見ていきましょう。
AdobePremiereはプロ仕様の動画編集ソフト
AdobePremiereには、以下のような特徴があります。
>>>AdobePremiereの公式サイトはこちら
AdobePremiereは『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の編集にも採用された、最先端の動画編集ソフトです。
7日間の無料体験もあります(2021年7月現在)。
使ってみないと自分に合うのかどうかわかりません。
まずは無料版で使い心地を試し、納得してから有料版に登録するのも良いでしょう。
FinalCutProはSNSフレンドリーな動画編集ソフト
FinalCutProには、以下のような特徴があります。
>>>FinalCutProの公式サイトはこちら
FinalCutProには、90日間の無料トライアルがあります。(2021年7月現在)
90日間あれば動画編集スキルを身につけ、副業で案件も取り始められるでしょう。
実際の案件での使い心地も確かめられます。
Macのパソコンを使っているなら、FinalCutProはおすすめです。
おすすめのデザインソフト|無料もあり
動画編集をするにあたって画像やイラストを作れるデザインソフトがあると、副業を始めた時に受けられる案件の幅も広がります。
デザインソフトには以下のようなものがあります。
<写真加工用ソフト>
・Adobephotoshop
・AffinityPhoto
<イラストデザインソフト>
・Adobe illustrator
・AffinityDesigner
・Canva
Adobe、Affinityともに、プロも使用する高機能な編集ソフトです。
Adobeシリーズは月額課金制。
この中で筆者が愛用しているのがCanvaです。
Canvaには、機能は制限されるものの、期間の制限なく無料で使えるバージョンも用意されています。
簡単な編集作業しかない場合は、無料版でも事足りるほど機能が盛りだくさんのCanva。
動画編集だけでなくブログなどの画像作成にも活用できます。
筆者も大抵の画像編集作業は、Canvaひとつで済ませています。
無料版の機能を余すところなく使いこなしてから、有料版にバージョンアップするのがおすすめです。
アニメーション作成ソフト(あると便利)
アニメーション次回は動画編集ソフトで作成可能です。
ただアニメーション作成ソフトのあると、作業時間が短縮できるので便利です。
有名なアニメーション用ソフトを2つ紹介しておきます。
・Motion5
AdobeAfterEffectは、WindowsMacともどちらでも使用できるソフトです。
月額課金制となっています。
Motion5はFinalCutPro同様、Mac専用ソフトです。
FinalCutProとの互換性が高い特徴があります。
Macを使っていてFinalCutProを動画編集ソフトとして使っている人には、おすすめのアニメーションソフトです。
ただ冒頭でもお伝えしたように、アニメーションソフトは必須ではありません。
動画編集作業に慣れて、案件の幅を広げたくなった時に導入を考える程度での認識で良いでしょう。
映像や音楽、効果音のフリー素材|すべて無料
動画をより効果的にするために、映像や音楽、効果音の素材を集められるサイトも押さえておきましょう。
動画編集に使う素材サイトは、有料無料含め無数にあります。
未経験から動画編集を始める段階では、無料の素材で低コストに始めるのがおすすめです。
おすすめのサイトを以下にピックアップしました。
これらのサイトからだけでも、当面は不足することがないほど多数のフリー素材を手に入れることができます。
是非ブックマークして、動画編集に活用してください。
字幕のテロップを自動挿入するソフト
字幕テロップの挿入なしにYouTubeをはじめとする動画編集は完了しません。
しかし一度自力で字幕挿入をした人ならわかるはず。
動画編集の作業の中でも最も骨の折れる作業です。
そんな退屈で非効率な作業は、AIに任せてしまいましょう。
Vrewというソフトを使うと、あっという間にAIが音声を認識し、動画に字幕を挿入します。
・Vrew
動画編集はスキル習得に時間はかかりません。
ただ、動画編集の作業自体には膨大な時間を要します。
副業として収益を上げるためには、可能な限り作業を効率化することが重要です。
面倒な字幕挿入はVrewに任せて、作業効率を大幅に上げましょう。
ファイル転送用のソフト
動画ファイルは非常に容量が重いのが難点です。
副業で案件を受けて、クライアントへの納品する時も、添付ファイルでは送信できないケースも多々あります。
そこで便利なのが大容量のファイルが転送できるソフトです。
Gigafileは200GBまでのファイルを送信できます。
しかも面倒な会員登録は不要。
もちろん料金も無料です。
副業でどんどん案件を受けるなら必要なツールですから、覚えておくと良いでしょう。
動画編集に必須のパソコンの種類やスペック
動画ファイルは、送信するためにファイル転送用のソフトが必要になるほど容量が膨大で重い特徴があります。
そのため動画編集をするパソコンも、重いデータ処理に耐えられるスペックが必要です。
スペックが低いパソコンで動画編集を行った場合のデメリットが以下です。
動画編集の作業自体に時間がかかるので、このようにパソコンに足を引っ張られるようなことでは到底仕事になりません。
動画編集を行うパソコンは、スペックを重視しましょう。
動画編集に最低限必要なパソコンのスペック
一般的に動画を編集する際に求められる最低限のパソコンのスペックが以下です。
上記の用語を簡単に説明しておきましょう。
CPU、メモリ、ストレージは、デスクに例えることができます。
・CPU・・・作業する人
・メモリ・・・デスクの作業する部分の広さ
・ストレージ・・・デスク備え付けの引き出しの広さ
動画編集の作業をするCPUのレベルは最低でもIntelcorei5以上。
8G以上の広さのあるデスクで、書類などの重要なものをしまっておく引き出しの容量は最低でも256GB以上必要、ということです。
これは動画編集にあたって最低限必要なスペックの一例です。
このレベルでは決して快適な動作環境は望めません。
動画編集を本格的に行う場合は、よりスペックの良いパソコンを入手するのがおすすめです。
バックアップのために外付けSSDは必須
なお、外付けSSDが必須な理由は2つあります。
1:重い動画ファイルをパソコンの中に置くと、すぐにデータ容量がいっぱいになる
2:納品後の万が一のトラブルに対する備え
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